2005年03月19日

アメリカの大学教員お給料事情

大安さんに教えていただいたアメリカでラボを持ちたい!というホームページにAssistant Professorの平均年間サラリーが出ていて、あまりにもうちの分野のサラリーと違うのでびっくり。
自然科学系と社会科学系ではそんなに稼ぎが違うのっexclamation&question
と思ったら、年間のサラリーでしたあせあせ(飛び散る汗)

ちなみに、セメスター制の大学では9ヶ月の契約が多いので、サラリーも当然9ヶ月が基準になるようです。
サマーの3ヶ月は、サマーコースを教えたりするとその分のお給料が入りますが、夏に必ず仕事があるという保障はないのでボーナスみたいなもんらしいです。
今の大学なんて、数年前に州から突然予算削減があって、それまで夏にお給料をもらえていた先生たちの多くがその分カットになってもらえなくなったらしいし。

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2005年03月17日

キラースケジュール

採用面接のスケジュールが送られてきました。

一日目
18:00- Search Committe(採用調査委員会?)の先生たち6人と夕食

二日目
7:30- 8:45 Departmentの先生たち4人と朝食
9:00-11:00 Departmentの先生たち20-25人を前にリサーチ・プレゼンテーション
11:30-13:00 プログラムの院生たちと昼食
13:00-14:30 プログラムで授業(みたいなもん)
14:45-15:15 Departmentの某Institute(付属研究所)の所長と面接
15:15-15:45 旧CollegeのDean(学部長?)と面接
15:45-16:15 DepartmentのChair(学部長?学科長?)と面接
16:30-17:00 未定
18:30- Departmentの先生たち4人と夕食

三日目
8:30-10:00 ここまで参加できなかったDepartmentの先生たちと朝食をしつつお話
10:00-10:45 Search Committeの先生たちと最終面接
11:00-11:30 新CollegeのAssociate Dean(副学部長)と面接
11:45-12:45 昼食
13:00- 某Centerの副所長と面接

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2005年03月11日

面接の心得

D先生に時間をとってもらって、採用面接を勝ち抜く秘訣を色々教えてもらってきました。
D先生はDepartmentのChair(学部長?)でもあるから、言ってみれば採用する側の経験が盛りだくさん。
しかも、エリートでまだ若いから、自分が採用されたのもそんなに大昔のことじゃなくてそっちの経験も参考になるし、アドバイスをもらうには最適。

まず、リサーチ・プレゼンテーションで何をプレゼンするか、については、博士論文はまだ途中で結果が出てないし、下手にそれをプレゼンすると向こうの教授陣が「採用予定日までに論文終わるのか?」って不安になるからやめた方がいい、と。
D先生がAssistant Professorとして新卒で採用面接を受けたときは、博士論文は全部終わってたんだけど、その頃はもう見るのも嫌だったので、別の研究を発表したらしい(さすがエリートはレベルが違うたらーっ(汗)
そんなわけで、博士論文は聞かれたら答えるという程度にしておいて、とりあえずは結果も出て論文として形になってるモノをプレゼンのメインにすることに。

で、でもその論文って、何度も専門雑誌に投稿して審査に落ちてばっかりのやつですけど、大丈夫なんでしょうか?ふらふら

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2005年03月09日

どうしよう・・・

昨日突然あたしの博士論文CommitteのChairのD先生からメールがあった。
「急なことだからスケジュールが合わないかもしれないけど、明日うちのDepartmentの教員(Assistant Professor)新規採用の面接でアジア人が二人リサーチのプレゼンテーションをすることになってて、そのうち一人は日系の人だから・・・」
ちょうど仕事が休みの日なので、行きます!と即答した。

教員採用面接のリサーチ・プレゼンテーションに出るのは初めてじゃない。
大学教員の日常・非日常でフラスコ先生は驚かれていますが、数年前にうちのプログラムでAssistant Professorの採用があったときに、院生としてそのプレゼンテーションに出たことがあって、そのときは後で院生みんなの意見を取りまとめて代表が教授陣に伝えました。
自分たちの先生になる人を選ぶわけだから、院生たちがその採用プロセスに参加するのは当然。
リサーチ・プレゼンテーションで院生たちから鋭い質問が出たりするのも珍しくないし、それを教授陣はとても誇りに思って見てくれる。
それから、そういう堅苦しいプレゼンテーション以外にも、院生が採用候補者ともうちょっとカジュアルに話をできる機会も作ってくれる。
採用候補者側にしても、院生たちからの方が率直な話が聞けることが多いので、そういうのは大事なんじゃないかと思います。

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2005年03月02日

あんびりーばぼー

一週間の修羅場を味あわせてくれた大学から昨日メールがありました。

「こちらに面接に来ていただく件について、至急電話でお話したいのですが。とりあえず面接の日程として3月X日からY日のご都合はいかがですか?」

???・・・・・・・・・(しばし我が目を疑う)

ぎょえーっ、め、め、め、めんせつゲットしたああああっexclamation&question

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2005年02月26日

しゅばら(修羅場)通過

日曜の正午が締め切りの例のレスポンス、何と一日前にできた!?
いつもグラマーチェックをしてもらってる、うちのプログラム出身の友達(同じ年に博士課程に入ったのにこのコはもうとっくに博士号取ってるしたらーっ(汗))にお昼前にメールで送って、なかなか返事が来ないから掃除したり洗濯したり別の友だちに電話したりしていた土曜の午後。
グラマーチェックだけじゃなくて、フィードバックもくれるから実はちょっとドキドキ。
でも、これ以上内容をいぢれと言われてもあたしにはできません(きっぱり)
Take it or leave!
就職希望先の大学さん、これでダメっつーんなら、もう雇ってくれなくて結構ですっふらふら

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2005年02月25日

火事場のクソ力

自慢じゃないけどProcrastinator(引き延ばす癖のある人?)です。
Last-Minute Person(ぎりぎりの人)とも言います。
いつも何をするにもとにかくぎりぎりまでやらない。
おかげであたしの人生はずっと土壇場ハラハラ人生。
提出物を締切日前に提出したことなんて今まであったかどうか?あせあせ(飛び散る汗)
我ながら心臓に悪い綱渡り人生です。

でも、今日、この引き延ばしがやめられない理由がわかりましたexclamation

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2005年02月24日

Good News & Bad News

教員公募に応募したアメリカの大学の一つから、第一審査をパスしたとのメールが月曜日にあった。

やったーっ手(チョキ)

しかし、喜んだのもつかの間。
そのメールを読み進めて愕然がく〜(落胆した顔)とした。

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2005年01月21日

速報!

なんて、大袈裟なモンじゃないんだけど、昨日職場に行ったらあたしの推薦人の一人になってもらっている大ボスが「4−5日前に西海岸の大学から照会の電話があったよ」と!
そしてさらに「いいレコメンデーション(推薦)をしといたから」と!!

あ、ありがとーございますぅっ m(__)m

たまたまその場にいた、これまた同じく推薦人になってもらっている小ボスは後で「どうして僕のところに電話してこないんだろう」と不満そう(笑)
んー、たぶん大ボスは他の推薦人たちよりあたしのことを知らないから、推薦状もあまり詳しく書いてないし(←推薦状の中身は確認させてもらっているので知ってる)、それで電話で確認してきたんじゃないかなと推測。
小ボスの推薦状はうちのプログラムの先生たちの"涙の推薦状"に負けずとも劣らないくらい詳しくてワンダフルな推薦状だし。

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2004年11月16日

涙の推薦状

少し前に推薦状を頼んでおいた新学部の学部長の先生(K先生)から「こんなの書いて送っといたから」とその推薦状を添付したメールが届いた。
推薦状って相手方に推薦者から直接送るわけで、本人に内容を知らせる必要は必ずしもないわけだけど、こっちの人たちってちゃんとこんな風に本人にもその推薦状をオープンにしてくれる。
"こっちの人"っていうのがみんなかどうかは知らないけど、少なくともアタシの周りではそれが慣習的になってる。

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2004年11月10日

アメリカでの職探し

アメリカでも職探しをすると決めてから、ヒマを見つけては The Chronicle of Higher Education などのサイトで空きポジションがアナウンスされてないか毎日チェック。
あちこちで空きポジションは出てきてるんだけど、コレっ!というのになかなか巡り会わない。
本当は選んでる場合じゃなくて片っ端から応募するべきなのかもしれないけど、もう南部はコリゴリさん。
もっとリベラルなところ、東海岸とか西海岸とか北の方に行きたい。しかも、都会がいい!
研究内容とか自分の"ウリ"を考えても、保守的な土地や白人社会や田舎は合わない。

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2004年10月10日

夢の通り道を僕は歩いている

(この記事は引っ越しヴァージョンです)

あたしの夢は日本を変えること、なんて言うとニッポンの人たちにはきっと笑われてしまうんだろうな。

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Web phd.seesaa.net