とは言っても来年の秋の学会大会での発表の応募書類を作っただけなんですが。
学会、随分長い間行ってないんです。
学会ってちょっとした同窓会のノリがあるので、長い間会ってない友達や先生たちに会いたい気持ちは山々なんですが。
砂漠の博士課程に入って最初の2年はあっちこっちの学会で発表しまくってましたが、それ以来ぷっつりと・・・
ちなみに、発表と言ってもほとんどポスター発表です
そもそも学会の参加費用が出せなかったんです。
博士課程のクラスメートたちはみんな学会の“学生会員”で、学会大会のレジストレーションが安いのに加えて希望すれば大会当日に会場のお手伝いをしてそれでレジストレーションが免除されたりもするんです。
ところがあたしは豪雪地帯の修士を卒業したときにStudent MemberからAssociate Memberになっていて、博士課程に入ったからといって学生会員に逆戻りってわけにはいかず、1年もしないうちに正会員のRequirementが全部揃ったので正会員になってしまったんです。
すると学会の年会費も学会大会の参加費用も急上昇
それに加えて、全米あちこちで開かれる大会に参加するための旅費、となると貧乏学生で健康保険も買えなかったあたしには諦めるしかありませんでした
学会で発表すると、砂漠の大学院やDepartmentからすずめの涙ほどの旅費の援助が出るんですが、博士論文がなかなか進まなかったあたしには発表のネタもなかったし、毎年“来年こそは!”心に強く誓うだけでした。
それで去年の今頃、『来年の秋にはどこかに就職していてきっとお金があるはず』と捕らぬタヌキの皮算用をして、ポスターじゃなく2時間のワークショップの枠で応募したんです。
ちょうど本の一章になった論文があったし、それをちょこっといじって発表すれば、と思ったんですが一人で2時間のワークショップをする自信はなかったので砂漠の博士課程の友人に声をかけて二人で応募したんです。
そうしたら見事落選
よくあることです、あたしの人生には・・・(-_-)
いや、実は結構ショックだったんですが、後になって周囲の人たちも根こそぎダメだったというのを聞いてアッサリ納得しました。
そんなわけで、来年こそはのリベンジです。
発表する論文は同じなんですが、焦点をがらりと変えてお客を呼べそうな内容にしました。
敗者復活なるか!? (結果がわかるのは来年の春です)
そうそう、今の勤務先の大学は、学会で発表する場合は(その時の経済状態によって)最高$1000までの補助が出ます。
でも、その金額じゃ学会一つが関の山かなぁ。ホントはもう一つ行きたいんだけど・・・
それにしても、絶対納得できないのが、学会で発表するのにどーしてその発表者が学会参加費用を払わなきゃならないのか、ということです。
学会にしてみたら「発表させてやってる」ってことなんでしょうかね。
せめて発表者には参加費用の割引くらいあってもよさそうなものなのに、と思うのはあたしだけでしょうか?
【日々の泣き笑いの最新記事】
私は未だに博士号が無いので、「学生会員」でごまかしていますが、毎年renewalのときは、どきどきします。「今年こそは博士号取れるのかな?」って。・・・今年もダメそうだけど。。。(ため息)
発表の審査、合格すると良いですね!いい刺激になりますよ、きっと。
あたしの経験では学部の授業の方が大変な気がします。4時間も慣れてしまえばアッと言う間に感じてしまうのが自分でもコワイ今日この頃です(^_^;)