今いるところには日系のスーパーが二軒あるんですが、今日行ったのは大きな方。
そこで見つけたのは"鳥取二十世紀なし"
これ、あたしの大好物の一つなんです(豊水はダメ)。でも、6年くらい食べてないし・・・
おそるおそる手にとって、指でちょっとはじいてみて中身の硬さと水分の多さを確認。(←八百屋の娘の本領発揮)
おっ、イケル
そして、おそるおそる値段を確認。
そ、そんなにびっくりするような値段じゃない(ほっ)
というわけで慎重に二つ選んで買い物カゴの中に。
それから、サツマイモも見つけてしまいました。
サツマイモは特に大好物ってわけじゃないんですが、日本にいたらこれから冬にかけて必ず口にしていたもの。
そう、日本にいたら好きなものじゃなくても実家に帰ったときにあれば食べるんですが、こっちで一人だと本当に食べないですから。
これも同じく数年ぶり。
やっぱり二つカゴの中に。
この日はこっちに引っ越してきてはじめてこのスーパーで一人でまともな買い物ができました。
いや、今までこのスーパーに来ると、大量のニッポンの商品とニッポン語とたくさんのニッポン人に圧倒されて、いつも一つか二つ握り締めてレジを出るだけだったんです。
ちょうど日本のデパートのセールに行って怖気づいて帰ってくるような感じです 何買っていいかわからないだけじゃなくて、商品がちゃんと見られない、目に入ってこない・・・
そのスーパーで初めて買ったのが"しめじ"。これがもう、どんなに嬉しかったか(T_T)←嬉し泣き
あ、でももう一つの小さいほうの日系のスーパーでは比較的圧倒されないので、普段はそこで買い物をしてます。
それでも初めのうちは前の砂漠でも買えたようなラーメンとか冷凍うなぎとか納豆とか。
でも、ココで買う納豆は冷凍じゃないのです
というわけで、鳥取二十世紀なしとサツマイモをゲットしたあたしは、早速日本の実家に電話。
電話に出た今や"ばーちゃん"と呼ばれる母に開口一番、
なしこーてん♪(東京弁訳:なしを買ったよ)
こうしてその季節に季節の物が食べられる幸せ(涙)
次の日に冷蔵庫で冷やしたなしを食べたら、もうぅんまいのなんの
こんな風に日本の物がいつでも何でも食べられるって、ココにずっと住んでいる日本人の人たちは何て幸せモノなんだと思った一方で、ココだけにしか住んだことのない人は"本当のアメリカ"を知らないかもしれないな、と思いました。
いや、ココもアメリカなんですが・・・(ごにょごにょ)
そういえば、この大きな日系スーパーでの逸話がもう一つ。
それは引っ越してきてはじめの頃。
そのスーパーにはフードコート(デパートの食堂?)のようなものがあって、そこでラーメンとかカレーとかが手軽に食べられます。
その日は仕事の帰りにあまりにお腹が空いていたので、そのスーパーに寄ってたこ焼きを食べてみよう!と決心したんです。
大好物のたこ焼き、これも何年も食べてません。そのフードコートのショーケースで見たときは、こんなたこ焼きどうせ美味しくないんだろうなと思ったんですが、とりあえずモノは試し。
そして空腹をかかえて注文をしようとして一つのサインが目に入りました。
CASH ONLY!
その日運悪くあたしは現金の持ち合わせが全くなかったんです。
しょぼーん
見事にたこ焼きを食べそびれて、空腹をかかえたままうなだれてスーパーを出たあわれなあたしでした
その後、小さいスーパーで冷凍の"大阪風たこ焼き"というのを見つけて、どんなもんだろうと思って買ってみたら、これがなかなかイケルじゃないですか
というわけで、それ以来は新居の冷凍庫に冷凍たこ焼きが常備されるようになりました。
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私は東京の大学に通っていたのですが、大阪出身の女の子は男の子と違ってすぐに関西弁を話さなくなるのでしばしば「郷土愛はないのか貴様」「愛知の野郎に言われたないわ」「それでいいのだ」などというやりとりをしておりました。うっとおしかっただろうなあw
私はスーパーでネギの根元をきゅっとつまんで中のスカスカ具合を見るので流通関係と思われたことがあります。
意味不明な長文すんませんw
大阪弁をしゃべらない相手に大阪弁で話し続けるっていうのはかなり難しいような気がするんですが。やっぱり大阪弁の"ノリ"が必要じゃないかと?