次回の更新は日本に向かう飛行機の中から、の予定だったんですが、こんなエントリーを飛行機の中では書きたくないので、今のうちにサクッと書いておこうかな、と。
(採点ぢごくから逃避してるだけだろーが、なんてツッコミはナシということで・・・)
2007年の一年かけて闘って、はたして翼は手に入ったのか
タイトルからご想像のとおり、翼は手に入りませんでした
グリーンカードの抽選には二年連続落選。
Faculty Senate(教員会?)に、外国人教員雇用に関する正式なポリシーがない、という議案を持ちかけたものの、他の“重要議案”が優先されて結局うやむやに。
この件に関して一番話をちゃんと聞いてくれた、多様化推進委員会の委員長は、あろうことかうちの職場を辞めてしまいました。
そして、何よりも一番の打撃は、この件で一緒に闘っていた同僚が、自分のビザのタイムリミットが近づいていたため、自腹を切ってグリーンカード取ってしまったんです。
優秀な弁護士さんを雇ってEB−1のカテゴリーで取ったらしいんですが、泣く子も黙る$10,000かかったそうです。しかも、数ヶ月のアッという間に。
この費用って、7月に申請料が値上げされる前の話だったので、今だったらいくらになるやら・・・
そんなわけで一人残されたあたし。
うちのプログラムのディレクターなんてもうすっかりあたしのビザのことなんか忘れてるし。
あ、でも、この休みに日本に帰るといったら、ビザのことはどうなったんだ?と訊いてきたんですが、話をちゃんと聞いてやろうとか何とかしてやろうとかいう意志は全くナシ。
天安門事件で永住権をタナボタで手に入れた中国人の先生は、あたしは自分で全部手続きしたけど、あんたも自分でやったら?なんて言う始末。
そりゃね、やりますよ、自分で、手続きくらい、永住権当たったら。
でも、他の人たちが大金払って弁護士雇ってやるような、“永住権を獲得する”という作業をこのあたしが自力でできるんだったら、弁護士さんの立場っつーものはどーなる?!
それに万が一つにまかりまちがってあたしが自力でできることだとしても、そんなことに費やす時間をうちの職場はくれるって言うんかいっ!
もういいっ。
こうなりゃ、最終手段取ってやるっ
そんなわけで、転んでもタダでは起きないこのあたくし。
こうなりゃ意地でも、あたしのビザ問題をあたし個人の問題でしょって他人事にしておけないようにしてやるんだっ。
ふっふっふっ、今に見ておれ〜〜〜
ちなみに、このブログにはアメリカの教員を目指しているという方が来てくださいますが、その方たちにおそれながら一言アドバイス。
もし選択の余地があるなら、外国人雇用に関するポリシーがしっかりあって(ウェブサイトで見られるところもあります)、インターナショナル・スカラーのサポートをしてくれるオフィスがあって、申請料だけ払えばそこでビザ関連の手続きは全部してくれる、という大学を選んでください。
大学教員として初めての職場や初めての授業なんかで大変なときに、ビザのことでそれでなくてもギリギリの神経や時間や懐をすり減らさずに済むなら、それが何よりだと思います。
【翼をください−就労ビザ・永住権の最新記事】
ELさん、ご無事でなによりです。1月から何度も訪れては、どうしていらっしゃるかと心配していましたよ。永住権取得への闘い、頑張ってください。
どうかよいお年を!
外国の様子が手に取るようにわかり非常に参考になりました。おきおつけて、いってらっしゃいませ!!
どうぞ、よい休暇とよいお年を!
永住権の抽選、今は難しくなっているようですね。うちは永住権抽選が比較的ましだった頃の当たり組なのですが、友人は友人の親の会社が完全サポートをしての永住権取得だったようですが、それでも、当時は手続きだのなんだので大変だったようです。(とはいえ、子供達はただついていくだけなので、苦労は親御さんだけですが)
改名なさったんですね、(^ー^)ゞラジャ!
スペルミスしないように何度も見直しました(^_^;)
ほんと、こんな放置&ゲリラ更新なブログに通っていただいて恐縮です。こんなんでよければ、今年も宜しくお願いしますm(__)m
>ようこ@退職理由考え中さん
なんか、ワケありなお名前ですが、イイ退職理由は思いつかれたでしょうか?(^_^;)
>糸吉さん
は〜い、おぼえてま〜す!
今年もゲリラ更新から脱出できそうにありませんが、こんなんでよければ引き続き宜しくお願いしますm(__)m
>院生Aさん
お久しぶりです!ってお久しぶりなのはあたしの方でした(^_^;)
7年も帰ってないんですかっ!!!
それはもう、浦島太郎もビックリですよ。
でも、逆に今度行く時は“ガイコク”に行くつもりで日本に行っていただければ、特に問題はないじゃないかと(笑)
そーなんですか、抽選で当たったんですか。いいな〜(←それでなくてもくじ運のない人)
ぱんだ気づいていただいて、それだけのために書き込みしていただいて、ぱんだも踊ってる甲斐があるというものです(笑)
残念ながら、素敵なホリデーとはほど遠いホリデーでした。詳しくはまたいずれ・・・
いいんです、女も人間も捨ててください。博論仕上がるまではっ。
博論仕上がったら、少なくとも人間には戻れるんじゃないかと(思ってたんですが・・・涙)