え、何がって? 面接が、です。
いや、面接そのものはもちろんタイヘンで疲れたんだけど、今回はそれ以外に楽しかった要素がいっぱいでした。
初めて訪れる土地だったのですが、まずは着陸前に飛行機の窓から見えた海船港
飛行機はいつも通路側に座るんですが、この時ばかりは窓際にしとけばよかったと大後悔。
そして降り立った空港のキレイさに感動。
空港からホテルまではホテルのシャトルサービスを使うように言われてたので、街中をホテルのバンに乗って運ばれてる間、すっかりおのぼりさんで子どもみたいにわくわく&きょろきょろしてました(^_^;)
そしてホテルにチェックインしてみたら、最上階のキングサイズベッドのあるひろ〜いお部屋。バスルームも広くてキレイだし。
前回の面接で大学側がとってくれたホテルは何だか狭くて暗くておまけにバスルームはヨーロッパ式(?)で天井から水が落ちてくるシャワーしかなかったけど、今回のホテルはちゃんとバスタブもあっておまけにシャワーがマッサージシャワーでした♪
そうそう、ホテルのことをついでに言っておけば、コンプリメンタリー(無料サービス)の朝食がかなり豪華で大満足でした。
で、予定だとホテルにチェックインした後この地に住む知り合いの人がディナー&ミニ観光に連れて行ってくれるはずだったのですが、前日に大学側の先生から連絡があって、その先生がディナーに連れて行ってくれるということ。
これは(面接の一部みたいなもんだから)断れないので急遽知り合いの人との約束を面接の次の日、最終日のブレックファーストに変更してもらって観光は諦めました(しょぼん)
そのときは、このディナーが今回の訪問のトーンを設定する重要なディナーになるとは思ってもみませんでした。
ディナーに連れて行ってくれたのは中国人の女性の先生。
ホテルのロビーで待っていると、いかにも中国人なその先生が現われて何だかホッ。初対面でも相手がアジア人だと緊張の度合いがグンと下がるようです(←未だに英語のコンプレックスを抱えている証拠)
そして駐車場で待っていた車は、ピックアップトラック!しかもドぴんく
その先生はトラックでごめんなさいねって、お家の修理用の木材をピックアップしなきゃいけなかったから、とかなんとか言い訳してるんだけど、そんなことよりそのトラック"ぴんく"なんですけど?!
とりあえず気を取り直して"Nice Color!"って半分冗談で言ったら、笑ってくれたので一安心。
そのぴんくのトラックに乗り込んで、いざシートベルトをしようと引っ張るとカチン★と途中でロックがかかって充分な長さが出てこない?
何度やってもロックのかかるタイミングが一定してなくて、もうちょっとで足りるのに!ってところでカチン。
ここでも、その先生から「あなたが大きすぎるのよ」とか日本だったら洒落にならないジョークのジャブ。でもココはアメリカ。その先生もあたしもココじゃ痩せてる部類。そーなんですよね、もうちょっと細かったらよかったんですけど・・・とあたしも合わせてボケてみたり。
なかなか充分な長さがうまく引っ張り出せないので、シートベルト手で持ってつけてるフリしてますから、って言うと、ハイウエイ走るからそれじゃ危ない、と。
エンジンの振動がよくないのかもしれない、とその先生はぴんくのトラックのエンジンを停止して、さらに何度かトライ。
すると、何度目かにやっとするするっと出てきて大成功!
何でロックがかかっちゃうのか原因がわからないので、その後もこのシートベルトにはトラックに乗り降りするたびに悩まされたけど、ついにディナーの後で原因究明!
例によってあたしがシートベルトと戦っているのを見て、エンジンを止めて待ってくれる先生。
何とかこのシートベルトを手名づけてやろうと両手を使って真剣に取り組むあたし。
「ゆっくりそ〜っと引き出してみれば?」と小声で囁く先生。
(((爆)))
あ、あのう、別にあたしたちが小声になる必要ないと思うんですけどぉ?
そしたら何と!その瞬間にシートベルトがするするっと出てきたではありませんか
「ほら、このトラック、うるさいのが嫌いなのよ」
(((大爆笑)))
あ、あれ?あたし面接の話書くのにぴんくのトラックの話だけでこんなに書いちゃった
というわけで、
つづく。
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