秋の新学期からの就職を全て諦めて、自分の失敗が次の一歩への力にやっと変わった先週、仕事場に留守電が入りました。
「A大学◇◇プログラムの△△です。当方のプログラムで元々募集してたポジションは既に採用が決まりましたが、全く同じ条件でポジションをもう一つ設けることになりました。就職活動の時期としてはかなり遅いのですが、まだ当方のポジションに興味がおありでしたらご連絡ください。」
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頭の中にハテナが100個くらい飛び交って、何度聞き返してもますます混乱して頭がパニックになる一方。
このA大学というのは以前「速報!」で書いた西海岸の大学。
推薦者の先生たちに電話がかかってきたりして、A大学のプログラムを良く知ってる先生も絶対大丈夫!と言わんばかりのお墨付きだったんだけど、その後A大学からは全くナシのつぶてで、しばらくして同じ学部の別のプログラムのディレクターの先生から「パートタイムのポジションしかないんだけど・・・」という電話をもらって、とりあえず今はフルタイムのポジションを探していますから、と断ったりしたのでもうダメなんだと思ってたんです。
内部情報によると外国人を雇うのにはビザなどのややこしい問題があるから消極的だってのもわかってたし。
それなのに今頃このメッセージは何?どういうこと??
一人で考えててもオフィスの中をぐるぐる回ってるだけなので、とりあえず近くにいたボスに報告。
「おめでとう!よかったじゃないか!!」
え?だってもう全部諦めてたんですけど?この職場にもう一年置いてもらうつもりだったし、チームでリサーチをし始めたりしてどんどん楽しくなってきたのに?
結局そのボスのアドバイスで内部事情に詳しいR先生に電話して探ってみることに。
R先生も同じくものすごく喜んでくれたけど、今回のA大学の動きについては情報が入ってなかった模様。
あたしがその留守電の内容を伝えたら
"Of course, you are interested!"(もちろんそのポジションに興味あるだろ)とあたしの代わりに力強い返事(;^_^A
とりあえず、向こうに電話してもう一度R先生に折り返し電話をするように言われて、言われるがままに電話をするあたし
電話の内容は、あたしがまだそのポジションに興味があるかどうかと、5月中のあたしのスケジュールの確認。
「それでは、面接の日程が決まったら飛行機のチケットの準備などの連絡しますから。」
はい、よろしくお願いします。
え?今なんて?
面接?え?ええ??えええ???
そんなわけで、なんか、あたし、面接ゲットしたみたいです。
元々のポジションの採用が決まったあと、急に設けられたもう一つのおまけのポジションに。
あたしの人生ってつくづくおまけなのね・・・(^_^;)
【大学教員へのイバラの道の最新記事】
アメリカの社会科学系の大学への就職は私にとってはまさしくGreekですので、全くわかりませんが、ELさんをお迎えするために「わざわざ」ポジションを創ったというのは、なかなかすばらしいことではないでしょうか……とおまけおまけと言わずに前向きに捕らえるのも一考ではないかと。
ありがとうございます。そうなんです、職ゲット!のチャンスがまた巡って来たんです。今回は前回を応用すればいいだけなのでそれほど準備は必要なさそうです。ほっ。
>大安さん
いえ、あたしのために創られたポジションというわけじゃなくて、向こうが予定外にもう一人雇うことにしたみたいで、あたしに白羽の矢(?)の一本が当たったというわけなんです(^_^;)