それは何を隠そう面接のメインのプレゼンテーション
内部情報筋からも採用候補者三人の中でも飛びぬけて一番よかったというフィードバックをもらいました
数日前の練習でボロボロだった経験と、その時にもらったアドバイスを元にプレゼンを大幅に構成し直して、言語力不足をカバーするべくパワーポイントに力入れて一目でわかるようにして、練習もいっぱいしました。
その甲斐あって、当日はそれほど緊張しなくて、あちこちで笑いを取ることもできました(←内容より笑いを取れたかどうかが重要らしい)
しかし、この笑いってのがスミにおけないアメリカ社会。
前から思ってたけど、アメリカ人って大阪人みたいにいつでもどこでもウケ狙ってます。
日常のちょっとしたやりとりにも、公のプレゼンテーションなんかでもとにかく笑いを取るのが大事!
あたしは子どもの頃から大阪で育ってお笑いの精神はしっかり身についているので、英語の壁さえ乗り越えれば笑いを取るのはお手の物(ほんまか?)
そんなわけで、プレゼンではみなさんにしっかり笑っていただきました。
いや、まあ、内容もそれなりにわかりやすかったハズ
それと面接でオソロシイ体験も。
面接の日程の中に、その大学のプログラムの院生たちと会う機会があったのですが、その中に何と日本人の院生がいたんです。
その日本人学生とほんの一瞬二人で話すチャンスがあった時のこと。
当然向こうは日本語で挨拶してくれたんです。
普段あたしの頭には大阪弁、東京弁、英語、と三ヶ国語の言語スイッチがあって、話しかけてくる相手の言葉によって自動的にスイッチが入るようになっています。
おまけにその三つの言語機能はほぼ完全に独立しているので、日本語を話してるときに英語が混じったり、英語を話してるときに日本語が混じったり、などということもめったにありません。
そんなわけで、その日本人の院生が東京弁で話しかけてくれたときは、当然東京弁のスイッチが・・・
と思ったら、スイッチが固まって入らないっ
なんかニッポンに旅行に来たガイジンさんが覚えたてのたどたどしい日本語喋ってるみたいやん
二泊三日の英語付けの面接に備えて、あたしの頭の言語スイッチは英語ONで固定されてしまっていたようです。
そのまま英語OFFにならなかったらどうしようかと思ったけど、面接から帰って大阪の父親と電話で話したら、何の問題もなく大阪弁スイッチが入って大阪弁ぺらぺら喋れました。
よ、よかったあ・・・ほっ。
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