というか、実はもう採用が決まってその人がアクセプトしてても、落選した採用候補者にはずっと連絡しないなんてこともあるみたいなので、実のところはどうなのか・・・
この状態、思ったよりかなりツライです。
期待しないようにするのと、失敗ばかり考えてしまうのと。
・・・と思ったら、再び内部情報が入りました(;^_^A
やっぱり向こうの大学側のあたしの評価は分かれているようです。
あたしが失敗したと思ったところがやっぱり指摘されているらしい。
「失敗」って言ってるけど、そのうち一つはあたしが他のアメリカ人と同じ、と想定した上での「失敗」
向こうに着いた日の夕方Search Committeeのメンバー5人と初顔合わせをして、ホテルのレストランで食事。
そもそもこういう設定ってすっごい苦手なあたし。
自慢じゃないけど人見知りするんですってば
でも、そんなこと言ってられないからとりあえずSmall Talkくらいは何とか、と思ったけど、その中に例によって沈黙が耐えられないタイプのかなりおしゃべりな人がいて、いい人みたいなんだけど、ポンポン喋るからSmall Talkもついて行くのが大変。
しかも、その間に「食べる」という作業も入るわけで・・・\(◎o◎)/!
すると突然その沈黙が耐えられない人がある統計分析の話をしだして、5人がいきなりあーでもないこーでもないってディスカッション開始。
統計分析って結構得意分野ですあたし。
でも、だからといって、何でも頭に入ってていつでもどこでもディスカッションできるってわけじゃないんです。
そもそも統計分析なんて普段使わないんだから、ノートや本見ないと思い出さないんですってば
それであっけにとられて呆然とその成り行きを見守っていたら、突然そのディスカッションが終わって、
「何か私たちに質問ありますか?」と来た。
その状況でいったい何を聞けっちゅーねん
プログラムや学部に関しての質問のリストってのは用意してたんだけど、こういう状況で"適切な質問"って何?って考えてもう頭真っ白
"適切な質問"ぢゃなくても何でもいいから聞けばよかったんだけどね。
てゆーか、聞かなくてもかなりそちらのこと色々わかりました・・・(~_~;)
そういえば、父に昔言われたことを思い出しました。
「おまえは小さい時から学校で新しいクラスになったら初めのうちはじーっと周りを見てる子どもやった」
そうなんです、あたしは相手を知るのにあまり言葉を必要としないんです。
見てればわかる。
だけど、そんな理屈が「言葉がすべて」のアメリカ人に通用するハズもなく、喋らないでいたら「この人は何を考えてるかわからない」とか「馬鹿なのね」とか、そういうマイナスな評価を受けることになります。
この国では「沈黙は金」ではありません。
だから、この国の基準で見ると失敗だとわかっているものの、それは別の見方をすればあたしがあたしでいただけのこと。
もう一つの失敗は、自分でもものすごく後悔してる大失敗。
つづく
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