中身をザッと読んでみると、あたしの使っている携帯電話の会社を相手に集合代表訴訟が起こっていて、顧客であった年度などの条件に当てはまる顧客でその訴訟の原告団に加わって和解金の一部をもらいたかったら必要事項を記入して返信せよ、というもの。
その原告団に加わったら弁護士費用とか一切払わなくて和解金の一部がもらえるけど、その代わりこの件については和解の条件に従わなきゃなりませんよ(これ以上勝手に訴訟起こしたりできませんよ)、というようなことが書いてありました、と思います(←全部きっちり読んでない人)
アメリカに住んで延べ12年、Class Action Law Suitの書類が届いたのはこれで3度目です。
てゆーか、豪雪地帯の修士時代には一度もなかったんですが、砂漠の博士課程時代に2度、そして今回が3度目。
初めてこの手の書類が何の前触れもなく届いたときは、細かい文字を読むより先に、裁判とか弁護士とかそういう文字が目に飛び込んできて、
ええっ、あたし誰かに訴えられたのっ?!
と、身に覚えがあったわけでもないのに真剣に冷や汗をかいたのを覚えています(苦笑)
何てったってアメリカは訴訟大国ですから、いつ誰に訴えられるかわかったもんじゃないし(^_^;)
その時の集団訴訟で訴えられていたのは確かそのちょっと前まで使っていた車の保険会社でした。
訴訟の内容は、保険料の設定を直接買った場合と仲介を通して買った場合とで違えていたとか何とか・・・
必要事項を記入して書類を返送して、忘れた頃にちょこっとした金額のチェックが送られてきた、と思うんですがそのチェックを受け取ったかどうか記憶が定かではありません
二度目はどこの会社相手の訴訟だったかも覚えてないんです。というのも、原告団の条件に合わなくてすぐに書類捨ててしまったし。
そして今回。
訴訟の内容は、その携帯電話の会社が不正にRegulatory Fee(調整費)を徴収していた、分数の端数を切り上げしていた、などなど。
で、その会社が提示している条件で和解すれば、あたしに入ってくるのは、$2.50または$1.50分の長距離電話カードかその両方か・・・
もしもしィ? $1.50でいったいどこに電話しろと?(笑)
まあ、どっちにしてもあたしときたらその携帯電話会社がそういう不正をしていたことも知らなかったわけですから、自分で弁護士雇って訴訟を起こす気なんてサラサラないわけで、本当にカードが送られてくるのかどうか確かめたいだけで、とりあえず賠償請求の書類に必要事項を記入して送りました。
果たして、カードは送られてくるでしょうか・・・
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