片道一車線ずつの一般道の反対車線を前から工事関係の大きなトラックがやってきました。
いつもの通勤道路のいつもの光景なので、何ということもなくそのトラックとすれ違ったその瞬間、
ピシッ★
目の前で激しく硬い音がした、と思って目を上げたら、目の前のフロントガラスにヒビが
咄嗟にブレーキを踏みましたが(後続の車はなかったので)、トラックは何事もなかったかのようにどんどんと後ろに遠ざかっていくばかり。
あのトラックが小石を跳ね上げてそれが当たったんだ、とわかりましたが成す術はなし。
フロントガラスには小石が当たったところが直径5ミリくらいで欠けていて、というか、もうちょっとで突き抜けていたんではないかという深さで、そこから四方向に亀裂が入って全体で直径5−6センチの見事な傷。
直ぐ、この車を買ったところに電話してみると、1センチくらいだったら修理で大丈夫だけど、そのくらいだとフロントガラス全部を取り替えないといけないかもしれない、とのこと。
全部取り替えるといくらくらいかかるんでしょうか?あ、でも保険利きますよねえ・・・?
「Deductible(免責)はいくらにしてますか?」
えーっと、確か500ドルだったと思います。
「あー、じゃあそれ以内で直っちゃいますねえ。」
が〜ん・・・
この前のフェンダーの擦り傷(Ph.D. Candidateは交通事故に遭う? 参照)だってお金なくてまだ直してないのに
ショックを隠しきれないままオフィスに行って事務の人に事情を話したら、そのくらいなら取り替えなくて修理で大丈夫よ!と力強いお言葉。
熱でヒビが広がらないように窓をちょっと開けといたほうがいいわよ、というアドバイスももらったんですが、そのまま仕事に呑まれてしまってアッという間に数時間。
次に車に戻ったときには時すでに遅し。
一方向のヒビがくいーんと角度をつけてヘンな方向に伸びてしまっていました。
そのまま車を買ったところに持っていってその状態を見てもらったら、
ガラスには色んな方向から力がかかってるから傷が伸びるのは仕方ない、とのこと。石が当たったのが真ん中の方だったらこうはならないけど、端の方だからこれからも色んな方向に傷が伸びますよ、と。
んじゃ、あたしが窓を開けてなかったからってわけでもないのね、とちょっと一安心。
臨時出費に頭を悩ませるあたしにその人は、こういうのはこの程度で済んで怪我がなくてよかったと思わなきゃ、と慰めのお言葉と、おまけに、保険会社によってはガラス系の免責は別に低く設定してるところがあるから訊いてみるといい、とのアドバイスまで。
そのアドバイスに希望を託して保険会社に電話してみると、その時の状況を色々聞かれた後、いよいよ緊張の免責額の判決!
「お客様はMechanical Breakdownの保険も持ってらっしゃるので、それとの兼ね合わせで免責は$50です。」
はっ?今なんと?いくらとおっしゃいました?
「50ドルです。」
ば、ばんざーい
いや、50ドルでも出費は出費なんですが、300−400ドルを覚悟していたので、それに比べたらフロントガラス全部取り替えで50ドルなんて楽勝楽勝
いや、そのMechanical Breakdownっての実は外そうかと思ってたところだったんです。一応新車だし、日本車だし、そんなに故障しない(ハズ)だし。
外さなくてよかったあ。
こういうことがあるたびに思うんですが、車に何かあるときに前もってわかれば、と。
毎月ギリギリの生活をしている身のあたしには、こういう臨時出費が予算に入ってないんです・・・
はぁー、でも50ドルでよかったあ。
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でも、不幸中の幸い、2重の喜び、ですね!!結構、運が開けてきたんじゃないですか?
直してもらうはずが傷広げてもらっちゃ困りますよねえ。修理っていったいどうやって直すのかと思ったら、シリコンかなんかを傷に入れるんですね、なるほど!
>トラ猫さん
保険会社によって色々あると思うので、買うときにガラス破損の免責のことを確認してみてください。
ちなみに、あたしの持ってる保険だとガラスの取替えでなくて修理の場合は免責ゼロでいいそうです。