ここのアメリカン・センターにはその昔、留学の「り」の時を考え始めた頃に、資料を調べたりするのによく通ったものでした。
なんて感慨に耽ってる場合ではなくて、朝9時の予約を取っていたんですが、9時5分くらい前に着いたらもう20人くらいの人がの外に並んでました。
朝早くからミョーにハイテンションで愛想のいいセキュリティーのおぢさんに言われるがままに列に並んで、20分くらいしたら建物の中に入れて、金属探知機を通ってエレベーターで上にあがって、まずは第一関門。
いや、その時は第二関門があるとは知らなくて、それが“面接”なのかと思ってたんですが・・・
とにかくエレベーターを降りるとまた列があって、その先にはいくつかの窓口。そのうちの一つは確かEとLビザ専用窓口だったので、並んでる人たちは残りの開いている窓口に順番に呼ばれて「クリアフォルダ」(笑)に入った書類を提出するという仕組みでした。
普通に“面接”と言われて想像するような1対1で座ってじっくり、というようなものではなくて、立ったまま窓口でガラス越しにやりとりするらしいというのはどこかのホームページに書いてあったので前もって知ってましたが、知らなかったらかなりびっくりしたかもしれません。
しかし、このセッティングって窓口でのやりとりが、特にこっち側の話が後ろに並んでる人たちに丸聞こえなんです。前の人たちは結構色々訊かれているみたいだし。もし職業を突っ込んで訊かれたりしてシドロモドロなところを他の人に聞かれるのはヤだなあと思いつつ、前の人たちのやりとりを耳ダンボにして聞いていたら大発見
みんな日本語で受け答えしてる
な〜んだ、一応この建物の中はアメリカなんだから当然英語だと思ってたけど、日本語なのね〜(;^_^A
そしてココでも20分くらい立ったまま並んで、やっと順番が来て窓口に行って、ガラスの下に数センチ開いた隙間から「クリアフォルダ」に入った分厚い書類を無理やり押し込みました。
「何のビザですか?」
あ、H1です。(と応えるや否や窓口のところに貼ってあった指紋の電子スキャンの仕方の注意書きに目をやる←何も訊いてくれるなという意思表示)
「それ読んどいてくださいね」
はい。(と真剣に読む、フリをするあたし)
・・・・・・・・(ガラスの向こうの人、書類を調べている)
「この写真ちょっと暗いですねえ。デジカメで撮ったんですか?」
あ、はい
・・・・・・・・(書類の確認を続ける)
実はこの後、写真を撮りなおして来いと言われるかと思ってハラハラしてて何が起こったのかあんまり覚えてないんですが、ガラスの向こうの人はその後ずっと無言で、あたしの意識が戻った(?)ときにはあたしはそのフロアを出て階段で下に降りているところでした。この間おそらく2−3分。
とにかく写真はあのままで見逃してくれたのね、ということはわかったのですが、コレで終わり???と頭の中にハテナがいっぱい飛んでいる状態で階段を降りていたら、その先にVISA面接はこちらへ、というような看板が。
矢印の指す方に行くとそこにはまた部屋があって、いくつかの窓口と並ぶ人たち。
ここでやっと、ああ、さっきの第一関門は書類のチェックでこれが第二関門の所謂“面接”なのねと理解しました。
ちなみに写真の件については、背景が「白」と指定してあって、書類を「クリアフォルダ」に入れて来いと指定するくらいだから、写真の背景も本当に「白」じゃないとダメなんだろうと思ってニッポンに帰ってから証明写真を撮りに行ったら、背景はブルーかグレーしかなかったので、仕方なく自分のデジカメで白い壁の前に立って撮ってもらったのを使ったんです。でもコンビニのフォトプリントで出来上がった写真は明るさを修正しても全体に暗くて背景も結局グレーっぽくなってしまいました
第二関門の部屋で開いている窓口は二つ。
面接官は陽気な白人のおばさんと無愛想な白人の兄ちゃん。
例によって面接官の言ってることはあまり聞こえてこないんですが、こっち側の受け答えは丸聞こえ。
兄ちゃんの方は日本語で質問しているみたいでしたが、なんせ無愛想で威圧的な態度。それに比べておばさんは「ツギノカタ〜オネガイシマス〜」とマイクで言ってたから日本語少しは喋れるのかもしれませんでしたが、面接者とは英語でべらべらと世間話してるみたいな感じでした。
陽気なおばさんに当たりますようにと祈りつつ、先に並んでた人たちの動向を見守っていると、その兄ちゃん、偉そうなのは態度ばっかりで自分で何やってるのかあまりわかってないらしく、イレギュラーなことがあるたびにおばさんに教えてもらったり処理してもらったりしてて、そのせいで窓口が両方塞がるのでここでの待ち時間も結局20分くらいありました。しかもやっぱり立ったまま。そして、やっとあたしの番が来て、ものの見事に兄ちゃんに当たり
「H-1Bは二回目ですか?」
いえ、初めてです。
「じゃ、左から(指紋スキャンのこと)」
「ビザは一週間くらいで届きます。」
あ、ども。
この間約1分。狐につままれたような状態で領事館を出ましたが、結局予約時間に建物の外に並んでから全部終わって出てくるまで1時間ちょっとかかりました。しかも最初から最後までずぅ〜っと立ったまま(-_-)
これで何の問題もなければ一週間以内にビザのステッカーを貼ったパスポートが送り返されてくる、ということですが、果たして本当に届くのか、あたしのビザ!?
アメリカに戻るまであと15日・・・
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とにかく、お疲れ様でした〜。あそこは緊張しますよね。。。
158に職歴を書いたのですが、これって面接で色々聞かれるんでしょうか。。なんせもうこの年なので職歴といってもこんな用紙に書ききれないほどあるので、そんなに細かく書くものかと考えさせられます。。職務内容もほとんど一言でAssistantとかですがまずいですか?とりあえず面接まで気が重いですToT
面接はもう終わりましたでしょうか?職歴の件は、どうやって記入したかちゃんと覚えてなくて、ごめんなさい。
でも、ほんと、面接はあっけなかったです。
>hanako
“面接”って言うよりは“書類提出”って感じですよね。でも、他の国だと本当に“(厳しい)面接”だったりするんでしょうね・・・