2006年04月28日

税金上のアメリカ住人

1. 砂漠の博士課程でインコンプリートになっているクラスのミニペーパー4つの執筆:2 + 6x3 =20ページ
2. 教えているクラス二つ35人分の放置ペーパーたちの採点:6x35 + 3x35 + 8x35 = 605ページ
3. 勤務先の大学のDoctoral Examのオーラル・プレゼンテーション2つへの出席
4. 勤務先の大学でディフェンスの一週間前に急遽Committeeのメンバーになってくれと頼まれてやむなく引き受けた博士論文(230ページ)のディフェンスへの出席
5. 勤務先で秋学期に引き継いでおきながらずっと伸ばし伸ばしにしていた学生関係の仕事
6. 授業の準備
7. 所得税の確定申告

博士論文を最終チェックに提出するやいなや次から次へと押し寄せてきている大波小波たちのリストです。
とりあえず今までに乗り越えられたのが3番と4番と5番と7番(6番はセメスターが終わるまでは毎週決まって襲ってくる波なので除外)。

本日は7番の税金のお話をちょっとばかし。

申告に必要な書類が職場や銀行などから送られてきてから申告期限まで2ヶ月ほどあるわけですが、今年は博士論文に追われていて全くな〜んもしてませんでした。
あ、ちなみにアメリカでは自営だろうが雇われだろうがみんな自分で税金の申告しなきゃなりません。
期限は通常は4月15日なので今年もそうだとばかり思い込んでいてイザその日が近づいてよく考えてみたらその日は週末。あれ?と思ってIRS(Internal Revenue Service)のサイトで確認したら締め切りは週明けの17日月曜日になってるぢゃありませんか手(チョキ)(ほっあせあせ(飛び散る汗)
それから、毎年ちゃんと税金の申告をしていれば年明けにIRSからその年の申告書類セットが送られてくるんですが、今年送られてきたのはいつもの1040NR。でも、あたしが今年使わなきゃいけないフォームは1040なので、フォームすら手元にない状態で期限前の週末を迎えてしまいましたたらーっ(汗)
インコンプリートのペーパーを仕上げないと卒業できないので、確定申告の方は延期願いを出そうかとも思ったんですが、追加納税の場合はその分に延期期間中毎日しっかりと利子がつくらしいことを発見。ここ数年は確定申告で追加納税しなきゃならないことが続いていたので、税金に加えて利子まで払ってたまるかパンチとばかりに期限までに申告することにしました。

1040NRのNRというのはNon Residentの略で、特定の条件を満たす外国人(留学生含む)はこのカテゴリーに入って、所得税以外のMedicare Tax とかSocial Security Taxとかが免除されるので月々のお給料からの天引きは少なくなります(その分毎年の申告時には税金の返還額が少なかったり追加納税しなきゃいけないハメになることがあります)。
しかもあたしみたいにシングルだと1040NR-EZ(easy)という一番簡単なフォームで申告ができてしまうわけです。
ところがこのNRというステータスでいられるのが5年までで、去年からあたしの微々たる月々のお給料からはその他の税金がしっかり引かれるようになりました。
いや、豪雪地帯の修士課程で既にその5年は使ってしまったので、それを申し立てれば税金上はResidentということで砂漠時代の初めから他のアメリカ人たちと同じように月々それ相当の税金を納めて、申告時にまとめて超過徴収分を返金してもらうということもできたわけですが、手続きが面倒くさそうだったのとそれでなくても少ない月々の収入がこれ以上少なくなっては困ると思ったのでそのまま黙っていました。でも、ちゃんと手続きしてResidentになっておけばあんなに税金納めなくて済んだに違いない、に拾萬点もうやだ〜(悲しい顔)

そんなわけであたしは今年の申告からは税金上のアメリカ住人として申告しなきゃならなくて、しかもテキサスの砂漠時代は州税がなかったんですがココは州税があるのでそれも初体験(ドキドキ黒ハート・・・をいっ)
なんかややこしそうだったので民間の業者とか税理士さんとかに頼みたい気持ちは山ほどあったんですが、その費用がなかったのと、よくよく考えたら博士号を取ろうかって人間が税金申告の一つも自分でできなくてどーするexclamation&questionってことで、卒業がかかっているペーパーを横目に泣く泣く自分でやってみることにしました。

時は締め切り前日の夜中。
去年の収入が少なかったのでフリーのオンライン申告のシステムが使えることを発見。しかし、これってあちこちの業者が提供してるけど、州税の方のシステムにちゃんとお金払えば連邦税のシステムはタダで使わせてあげるよ、とか、連邦税のシステムにお金払えば州税のシステムをタダで使わせてあげるよ、というセコいのがほとんどでした。
そんなセコイ手にはまってたまるかパンチとばかりに、なんとか連邦税のシステムをタダで使って州税の計算もタダで州税の申請書をプリントアウトしたかったらお金取るよ、というところを見つけて連邦税をオンラインで申請、州税は計算だけそこでしてあとは手書きのフォームで作りました。
全部終わったら夜が明けてました・・・もうやだ〜(悲しい顔)
でも、FederalとStateをあわせたら結構な金額が返ってくるぅぴかぴか(新しい)

しかし、この確定申告ってどうしてこんなにややこしいことになってるんでしょうねえ。
税金控除になるはずのモノを知らなかったり忘れたりさせるように、人々をケムに巻いたり、面倒くさいから返金少なくてもいいや、と思わせるようにできているとしか思えません。
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posted by EL at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日々の泣き笑い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
CNN Radioが今年は土曜日に当たるというのでニュースにして街ゆく人々にインタビューしてました。LLM留学していらっしゃる方が困ったと書いておられたりしていたのでこの記事はとても勉強になると思います。

私はここだけの話、昨年カトリーナが来ている最中にNY原油先物をカラ売りまくり(ああ怖かった)、その後の急落で得た利益のうち○万ドルほどをアメリカ赤十字に寄付したのですが、これ、もしどなたかの税制上の優遇措置に使えるのであれば使ってもらえないかなと思いつつ、期日を過ぎてしまいました。
Posted by bun at 2006年05月01日 22:35
あたしなんかが何万ドルも赤十字に寄付したって申告したらウソばればれでしょうねぇ(;^_^A ←きっと年収のほうが寄付金額より少ない人
Posted by EL at 2006年05月03日 11:12
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