そしてさらに「いいレコメンデーション(推薦)をしといたから」と!!
あ、ありがとーございますぅっ m(__)m
たまたまその場にいた、これまた同じく推薦人になってもらっている小ボスは後で「どうして僕のところに電話してこないんだろう」と不満そう(笑)
んー、たぶん大ボスは他の推薦人たちよりあたしのことを知らないから、推薦状もあまり詳しく書いてないし(←推薦状の中身は確認させてもらっているので知ってる)、それで電話で確認してきたんじゃないかなと推測。
小ボスの推薦状はうちのプログラムの先生たちの"涙の推薦状"に負けずとも劣らないくらい詳しくてワンダフルな推薦状だし。
そして昨日同じく、東海岸の大学から書類受理したという連絡のハガキが来た。
この大学は応募してしばらくして入手した内部情報によると、実は"意中の人"が既にいたらしく、公募はあくまでも形だけ。11月にすでにその人を面接していたらしい。その人というのが、実は豪雪地帯の修士課程の後輩 頭は超切れるし、既に別の大学でAssistant Professorとしてのキャリアも積んでて業績もあるから、こりゃかなわない。
でも、内部情報によるとそのコはその大学からのオファーを受けるかどうか迷ってるとのこと。
ということは、蹴る可能性もあるということだから、まだ諦めるのは早い!というので、本当は応募書類には推薦状は必要なくて推薦人の連絡先のリストでいいと書いてあったんだけど、急遽うちの元プログラム・ディレクターとR先生に頼んで去年のうちに"涙の推薦状"たちを送ってもらった。
それから今年に入って2週間ほど前には、五大湖の大学にもアプリケーションを送った。
実はこの大学には、同じ豪雪地帯の大学院修士課程出身で、今の博士課程の"後輩"が去年Assistant Professorとして採用されたので、内部情報は筒抜け
カバーレターにこんな売り文句を入れたら相手はイチコロ(笑)、というアドバイスもらって、"You are for sure one of the best candidates!"(候補者の中ではベストの中に絶対入ってますよ!)と力強い太鼓判(ちょっとお世辞入ってる?)まで。
どうやらこの大学のプログラム・ディレクターには、今年は内部の人を採用しろというプレッシャーがかかってるらしいけど、「外からの応募者も公平に審査されるように動いてるから!」と言うことなので、ガンバレ後輩!
というわけで、やっと動き出した大学側の採用プロセス。
時間がかかるとは聞いてたけど、あまりにどこからもウンともスンとも言ってこないので不安になりかけてたところだったので、一安心。
採用側にいる知り合いや先生たちの話によると、採用委員会に入ると全員の応募書類に目を通してそれぞれに点数をつけて、それを委員全員で持ち寄って委員会の会議で応募者のランク付けをして・・・ とかなりメンドクサイ手続きを踏むらしい。
そうそう"大学"ってココでは書いてるけど、うちのプログラムには学部課程がないところがほとんどなので、実際教員に採用されたら教えるのは大学院レベルになります。
所謂博士課程の新卒でいきなり大学院レベルを教えるなんて、ということでナーバスになる人もいるみたいだけど、あたしはアメリカの学部生を教えるよりは大学院生を教える方が絶対いいっ!(←学部生を教えた経験に基づく心からの叫び)
それにしても、その後ピンとくる公募がないのがちょっと不安。
複数の大学からオファーがあった方が、給料の交渉なんかでも有利になるから、もうちょっと応募した方がいいのはわかってる。
選り好みしなきゃ公募はいっぱいあるんだけど、前にも書いたように思いっきり選り好みしてるし・・・
妻子持ちのアメリカ人の男子学生たちなんて、片っ端から応募してるもんなぁ。そんくらいやらないとダメなのかしら?
(追記)
おおおっ、ちょうどこれを書き終わってメールをチェックしたら、元プログラム・ディレクターの先生からメールが!ここからは生中継でお届けします(笑)
西海岸の大学がその先生のところにも電話したらしく、"They are very interested in you."だって。しかも、"They would be very, very lucky to get you."(あなたを獲得できたらあの大学はとってもラッキーだわ)なんて嬉しいことまで
もひとつおまけに「もし面接に行くことになったら色々アドバイスしてあげるから連絡しなさいね」なんて涙モンの嬉しいお言葉。
採用側にいる先生のアドバイスがもらえるとなると、こりゃ鬼に金棒間違いナシ!
(追追記)
その後新たな事実が発覚!
実は、元プログラム・ディレクターの先生の"涙の推薦状"が西海岸の大学に届いてなかったらしい。それで先生のところに電話があったんだって。
んなアホな・・・先生がその大学のために書いてくれた推薦状なのに・・・すごいいいこといっぱい書いてくれたのに・・・涙の推薦状なのに・・・
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