これからレビュー担当者さんがフォーマットなんかをチェックして修正箇所があれば送り返されてきて、それを修正して電子修士論文・博士論文サイトにPDFファイルをアップロードすれば完了になります。
今の勤務先の大学はまだこのプロセスが電子化されていないので、同僚の先生たちに「図書館に現物を提出しなくていいの!?」と訊かれるんですが、しなくていいんです

ハードコピーは個人的に欲しい人だけ製本代を払ってコピーを持っていけば製本してくれるんですが、大学の図書館への提出は必要ないんです。
PDFファイルへの変換も手間がかかるのかと思ったら、Adobeのサイトで5回変換無料!なんてサービスがあってそれを使えばあっという間にPDFファイルのできあがり

ディフェンスを終えて砂漠から帰って、Committeeの先生たちのサジェスチョンを論文に反映させようとしたら、これが予想以上に時間がかかって、結構大掛かりな改訂になってしまったので、念のためChairのM先生に考察だけでも校正してくださいとメールで送ったのが週初め。
それから謝辞を書き始めて、これがまた予想外の大仕事

博士論文マニュアルには謝辞は2ページを超えないこと、と書いてあるので、たかが2ページなんてあっという間に書けるハズ、とタカをくくっていたんですが、誰にどの順番で感謝をするか、というところで諸事情(ポリティクス)を考えてしまってまず頭を抱えることになりました。
ネットで博士論文の謝辞を検索したり、友だちの謝辞を見せてもらったりしたんですが、家族や友だちといった身内への感謝を一番最初に持ってくる人って結構いるんですねぇ。ニッポン人としてはそれはちょっとできないので、一番最後に控え目に

XXに感謝します、YYに感謝します、と並べるだけじゃつまらないので、捻りを入れようとしたらこれまた頭を抱えることに・・・

ついには、英語がわからない両親のために日本語の謝辞まで入れてしまいました

そしてやっと謝辞が完成したのが本日未明。急いでネイディブの友人(謝辞登場人物)にメールして校正してもらったら「(読んで)泣かされた」と。してやったり(^_-)-☆
あ、ココに来てくださってる方も“調査協力者”として謝辞で感謝させていただきました。でも、あらためて全部本当に完了してからココでお礼を述べさせていただきます。
M先生から「考察やっと目を通したから」と連絡が入ったのが昨日の夜中で、さっきちょこちょこっと修正して、PDFに変換して大学院にメールしました。
なんだか、この前生んだ子をもう旅に出したような気分です

ホッと一息・・・

と言いたいところですが、これから馬車馬のように残りのペーパーを書かなきゃなりません

【日々の泣き笑いの最新記事】
数行しかないと、よっぽど急いでいて気持ちに余裕がなかったのか、あるいは感謝の気持ちがない人なのかなぁと、大げさですが、思ってしまったりします。
ELさんがどんなこと書いたのか、気になりますねぇ〜
お疲れ様でした!Dr.EL!!
なるほど〜、そんなもんなんですねえ。ちゃんと謝辞書いてよかったぁ。
>トラ猫
人質ならぬ論文質(笑)感謝の気持ちのない人には感謝の気持ちはないけどとりあえずポリティックス上名前は入れておくよ、みたいな感じでごまかしました(^_^;)
>しんじさん
そーなんですよね、何と言っても紙代節約!