ぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ・・・
ぱす、しました
飛行機で前日の夜に砂漠に戻り、その夜徹夜してPowerPointを仕上げ、もういつ倒れてもおかしくないヘロヘロ状態で臨んだディフェンス。
前の職場の小ボスとか、Committeeに入ってなくてその時間別の会議に出てなきゃいけないはずのR先生とか、サプライズな人たちが来てくれてものすごく嬉しかった反面、1年前までずっとChairだったD先生が時間の勘違いで電話ですらも参加できなくなったのが残念で・・・
発表し終わったあとの質疑応答で、Committeeからの最初のコメントが、「これ、博士論文二つ分だね」でした。
途中で、何かコレって思ったより大変かも?と自分でも思ったんですが、Committeeの先生たちってばその時まで誰も二つ分だなんて教えてくれなかったぢゃないですかあ
一つ分だけだったら遅くとも一年前には終わっていたはず・・・
Committeeの先生たちはディフェンスの場でタイトルページにサインしてくれました(←その場で合格、という意味)。でも、タイトルページのあたしの名前にスペルミスがあるのに全然気がつかなくて、次の日に先生たちのところを回ってまたサインもらわなきゃなりませんでした
Dr.XXXXX(←XXXXXには何故かファーストネームがついてることが多い・笑)と呼ばれるたびに、どっかに隠れてしまいたい衝動に駆られます。
冗談とか謙遜とかじゃなくて、本当に全然信じられません。
ディフェンスでもその場にいるのが自分の実体じゃないような感じで。
ホッとしたでしょ?と訊かれるんですが、応えはNOです。
Overwhelmed(あっぷあっぷ状態)な感じが全然抜けません。
これはもう博士論文トラウマの症状ぢゃないかと・・・
でも、Ph.D.を既に取った人たちに聞いてみたら、どうやらよくあることのようで、この状態から完全に抜けるのに半年くらいかかってもおかしくないとか。
ま、実際まだやることが色々あるので気が抜けないのは事実なんです。
Committeeの先生たちはみんなもうサイン・オフしてくれたので、このまま出しちゃってもいいわけなんですが、色々とサジェスチョンをもらったのでやっぱりそれを反映してから出したいし、謝辞を書かないといけないし、Electronicのシステムに乗せるためにWordからPDFにコンバートしないといけないし。
そして何より、実はインコンプリートになっているクラスが一つあって、そのクラスのペーパーをいくつか2週間弱で仕上げなきゃなりません。これはうちのプログラムの伝統みたいなもんで、大半の学生が後生大事に取っておいて博士論文を出した後にバタバタと仕上げるんです。
でも、これが期限に間に合わなかったら卒業できないのでシャレになりません。
そんなわけで、あたしの“おまけの人生”の何幕目かのフィナーレにふさわしく、最後の最後までバタバタしますです。
R先生(インコンプリートのクラスの先生)“おまけ”でグレードくれないかしらん・・・
それにしても、いつも何でも締め切り間際にバタバタとするあたしですが、こうして博士論文までもlast minuteのバタバタで何とかなってしまって、しかも結構納得できるモノができたりすると、positive reinforcementに拍車がかかって、余裕を持って物事をする、ということが一生できなそうな、これからもずっとスリル満点人生を送ることになりそうな嫌な予感
【日々の泣き笑いの最新記事】
これまでずっとロムらせていただいておりましたが、ついにやってきたこの日のお祝いを申し上げたい気持ちを抑えられず、初コメントいたします。重ね重ね、おめでとうございます☆まだお忙しいとのことですが、どうぞお身体大切になさってください。
わたしは、某フランス国の大学にハクロンを出そうと5年前から日本と仏国を往復し続けているミソジ後半♀です。ELさんのブログにいつも勇気をいただいておりました。私事ですが、昨日指導教授に会って、「第四コーナーを回った後の直線が、貴女の目の前にある。一番きついのがここだが頑張れ」と言われました。逃げ場のない直線コースを前に、お尻をばつーんと叩かれました。
ぜひあやからせていただきたいものです。
>結構納得できるモノができたりすると
何よりです。
そしておめでとうございます♪
私も数週間前に無事博士になったばかりなので、「どっかに隠れてしまいたい衝動」、よ〜く分かります(笑)。
「博士号はこれから先の人生の切符にしかすぎないよ」っとお世話になっている先生に言われました。
お互いがんばりましょうね☆
logic
一流の審査員の科学者を唸らせるのは
大変でした!
J.Phys.Chemに掲載されました。
「例えバトン」からいきなりの急展開で私も疲れました(^^;;
ディフェンス終了後、そして私の場合、就職決定した時もそうでしたが、「ホントに決まったのかなぁ、それとも夢かなぁ〜」なんて思いが頭の中をぐるぐるしてた覚えがあります。1週間ぐらいはあまり寝れなかったです。
ぜひまたブログを続けてくださいね。ではまた。
初コメントありがとーございまっす!
ふ、ふ、ふ、ふらんすですかっ!?おフランス語で博論書くだなんて、あたしには神業に思えます。
「第四コーナーを回った後の(一番キツイ)直線」とは正に言い得て妙!LA37さん、行けェーっ!!!
>bunさん
何だかこの前からあたしの代わりに(あたしをダシに?)何度も祝杯を挙げてくださってるような(笑)この際なので、日頃飲めないような高いお酒でお願いします。
>しんじさん
ブーケはきっちりしんじさんめがけて投げさせていただきます。でも、ノーコンかもしれないので大きな網持っててください。
>みこさん
いらっさいませっ!いやー、何と同じような境遇の方が出てくる出てくる♪
みこさんもおめでとうございます☆
う〜ん、この人生の切符で“幸福駅”とかに行けるとありがたいんですが、どーも次の駅もまた“修羅場駅”のような気がしてなりません(T_T)
>工学博士さん
雑誌掲載おめでとうございます☆
あたしの場合は「一流の審査員を唸らせる」というより「一流の審査員を煙に巻く」戦術だったような(;^_^A
>ぼんさん
急展開に振り落とされずについてきていただいてありがとうございますm(__)m
ブログは書きかけですっとばしてるところが結構あるので、これからぼちぼちと穴埋めしたりしながら続けますので、今後ともよろしくお願いします。
おめでとうございます〜!!
これで名実ともに、先生、ですね!
そして、ビザの方もおめでとうございます。
私もCompsが秋学期に行われる事が決定し、同じ月にproposal defense、と、これから忙しくなっていくようですがELさんの頑張りに負けないように精進していきますね。
Dr. Dr. EL. (博士論文2報分だと言うことなので)
遅ればせながら、おめでとうございます。ビザ取得もおめでとうございます。
学位を取るまでではなく、学位を取ってからが大事だと言われたことがありますから、さらに教育と研究にがんばってください。
ところでblogはつづけられますよね。
遅ればせながら(;^_^A ありがとうございます!
Compsとプロポーザルのディフェンスが同じ月にあるんですか?!そりゃまたタイヘン、頑張ってください。
>大安博士
ありがとうございます&ありがとうございます!(←ディフェンスとビザ二つ分)
Doctorという名前の人がいたら、Dr.Doctorってなるんでしょうね(なんのこっちゃ)。
はあい、ブログはマイペースで続けさせていただきますので今後ともよろしくお願いします。