なんだか自分でもよくわからないんですが生きて地獄を出られたようです。
博士論文の結果と考察、実質一週間で書き上げました。
でも一日24時間のうち最低18時間は書いてた、もしくは書こうとパソコンに向かってました。
子どもの頃からピアノを習っていたおかげで手首や指が鍛えられていたらしく、おかげで腱鞘炎にならなくて済みました。
いったい何百ページ書いたんだ?!と思われそうですが、あたしが英語を書くスピードと言えば亀さんよりもトロイので、たかが○○ページを書くのに130時間近くかかったわけです
途中で何度も「できないよう」「こわいよう」「誰かあたしを殺してラクにして」と泣き言をもらしたあたしの実態を知っている砂漠の大学院の友人たちには「よく途中で放り出さなかったねえ」と本気で感心されました
崖っぷちで踏みとどまれなくて滑り落ちたけど、何とか片手は崖っぷちにつかまってる状態で、もう一方の手に握り締めてた博士論文を何とかCommitteeに提出しました。
本来ならChairの先生に見てもらって、修正して、を何度か繰り返さなきゃならないんですが、時間が全然ないのに加えて、一年弱前にそれまでずっとChairだったD先生に替わって急遽ChairになってくれたM先生はあたしの研究内容とか分析とかおそらくあまりよくわかってないものと思われ、“I trust you as a scholar and a researcher.”という言葉とともにそのままGOサインをくれました。
そんなわけで、行き当たりばったりのディフェンスとなります。
ったくあたしの人生ってば・・・(←自業自得)
ちなみに、この一週間の虎の穴ならぬ“論文の穴”体験はかなりトラウマになったようです。
あれから何日もたつのに穴から抜け出せたのが信じられません。
【日々の泣き笑いの最新記事】
ともあれめでたい。私も貴女のために今宵は静かに新しいワインをあけることにしましょう。Here's good time bun, say when!
私は研究日誌のようなものをつけてますが、振り返ってみるとPhDの最後の追い込みの時期のペースは1日に1ページぐらい。まぁ、結果や考察はこれぐらいのペースじゃないでしょうか〜
最後のディフェンス、がんばってください。早く足の裏のご飯粒(PhDのことです)がとれるといいですね。
> “I trust you as a scholar and a researcher.”
読みながら笑ってしまいました.
引き続き,ディフェンス 頑張ってくださいね!!
分野は異なりますが、私も10年ほど前に30歳代で学位を取得し、昨年やっとパーマネント職を得ました。
当時は大変でしたが、学位取得の頃はゴールに向かって無心に頑張っていたので前途洋々な気分でした。それにくらべ今は自由度が無い中で毎年ABC評価を点けられ、ほんとイヤになります。あの時に頑張らないで鍼灸師(神経痛で最近お世話になっている)にでもなっていた方が良かったのかなあと思うことがありますよ。マイペースでやりがいのある仕事ができるし、外部資金取れとか、高IFのジャーナルに出せとか言われないし、定年も無いでしょ。
祈ってますね!!
私もここ暫くテンパってましたが、お互いトンネルの向こうから光が見えてきたかもしれませんね。でも、私の場合は鉄条網が張り巡らされていて「残念でした。出口ではありません。」と書かれていそうな気がしてなりません・・・(涙)。(←最近、就活でちょっと自虐的・・・)
ディフェンス頑張って下さい!!
応援ありがとうございますぅ(感激)
>bunさん
アリジゴクさんが穴の底で待ち構えているのを知っていたら・・・いや、でも、ラクになる前に砂吸い込んで苦しむのは嫌かも(^_^;)
>ぼんさん
一日一ページでいいんですか?!イントロやLiterature Reviewだともっと遅いんですが?
ご飯粒って、なんか巨大なご飯粒がついてるような気分です(笑)
>Clvさん
ホントChairの先生ってば・・・(笑)
>大安さん
ありがとうございます!!!
>しんじさん
次はしんじさんが「穴」から出る番ですね。「もうあとがない」ってあたしにはすっごい機動力になりました(^_^;)
>ベルガモットさん
応援ありがとうございます。
博士号取っても何だかんだとプレッシャーが付きまとうんでしょうねぇ(>_<) でも、ココがあたしの人生のゴールではないので、学位取ったらまた次の目標に向かってぼちぼち歩き出します(とほほ・・・)
>manekinekoさん
ありがとうございます!!!
>トラ猫さん
いやもう、このままずっと2006年が明けることなく終わってしまいそうでした(;^_^A