絶望しかけたときに舞い込んできたのが、同じく東海岸の豪雪地帯の大学院からの合格通知。
たすかったぁ!!!
秋の新学期からの入学ということだったので、その学期の終わる5月まではそのまま海辺の大学で英語学校を続けることにして、その後は一旦ニッポンに戻って出直すことにした。
ニッポンに戻る前に、秋から行く豪雪地帯の大学院を今度はちゃんと自分の目で見に行った。
緑の芝生、伝統のありそうな凝った建築の建物、大きな図書館、スチューデント・センター、留学生オフィス、レストランや色んなお店の並んだストリート、今度こそ間違いない。自分がイメージしてたアメリカのキャンパスそのまんまだった。
秋にその豪雪地帯のガッコ−に戻って、キャンパス内の院生専用の2ベッドルームの二階建てアパートに入ってルームメートができた。
ちゃきちゃきの"ヤンキ−"の女の子で、とってもいい子だった。
今度こそ、全てがうまく行くようだった。
しかし、世の中そんなに甘くない。
入学時に外国人留学生はミシガン・テストという英語のテストを受けないといけなくて、英語で二浪のあたしはそこでもやっぱり不合格(;_;)
大学の学部課程の英語のクラスを二つ取るように言われた。
だからぁ、そういう英語のクラス取っても時間の無駄なんだってば、と、たどたどしい英語で説明してもわかってもらえず。
結局、院の授業3つに加えて英語のクラス2つも取るハメになった。
英語のクラスはどうってことないんだけど、とにかくメンドクサイ課題が多い。
それに加えて、院のクラスはアメリカ人のクラスメートも尻込みして泣きが入るほどリーディング・アサインメントの量が多い。
クラスはほとんどがディスカッションで、2割くらいしかわからない(ちょっと進歩・・・涙)
でも、クラスメートたちも教授たちもみんなとっても親切でいい人たちだった。
最終的にその学期の院のクラスは全部Incomplete(不完全履修)ということにしてもらった。
そして学期末の評価ミーティング。
教授たち4人に囲まれて、
"I don't think you can make it here. I think you should go home."(ムリだから帰った方がいい)
"You don't have to suffer so much."(そんなにムリすることないんだから)
と言われた。
悔しかった。涙が溢れそうになった。
そんな簡単に帰れるものか!
まだ何にもやってない、ムリかどうかなんてやってみないとわからないじゃないか!
No, I am NOT going home!
やっとそれだけが言えた。
教授たちの呆れたような顔が見えた。
私も博士課程で奮闘しています。
最初の学期をこの前終えました。
何がなんだか分からないうちに冬になってしまって、いつの間にか終了っていう感じで終わりました。
最初は慣れないのもあってきついですよね。
はやく授業を取り終わって実験だけの生活になりたい。
生活は単純になるかもしれませんが、課題に終われる毎日よりはましかなって思える日々です。
ELさんも最初の学期は大変だったんですね。
でもちゃんと生き残っているので、後を追う私には励みになります。
では
博士課程のお仲間さんなんですねっ、しかも今サンタ郎さんのサイトにちょこっとおじゃましたら、同じアメリカ♪
いやもう、息絶え絶えになりながらも何とか生き残ってます・・・(;^_^A
サンタ郎さんもがんばってください!