2004年08月16日

ジャンプスタート作戦始動

(この記事は引っ越しヴァージョンです)

久しぶりに学校に行ってきた。ABD(All But Dissertation)という立場なので、普段はもう学校に行く必要ないの。
今日はでも、あたしの博士論文committee(委員会?)のchair(委員長?)に会うために。
このcommitteeについての詳しいことは、またそのうち"博士号取得過程"に書く予定。

そのチェア−の教授は、実は修士を取った大学院の教授で、ちょうどあたしの博士課程入学と、その先生が今の大学に学科長としてやってきたのとが同じ年で、あたしの博士課程入学にあたっても個人的に引っ張ってくれたとても恩のある先生。
とは言っても、年は2つくらいしか変わらないし(-_-;)
トントン拍子で出世してきた人。
だから、その先生はアタシのことを修士の頃からよく知ってくれている。
博士論文に行き詰まってる、と言ったら、「修士の時もそうだったから、まあある程度予測はしてたけど」とアッサリ・グッサリ辛い過去を思い出させてくれた(汗)
仕事関係や、他の人と一緒にするようなプロジェクトは、遅れれば他の人に迷惑がかかるから期限守ってできるんだけど、博士論文は自分でペース作っていかないといけないから、超がつくprocrastinatorにはもうどうしようもない、と言い訳をしてみたり。
そしたら、その先生の以前の生徒で同じように行き詰まった人のことを話してくれた。
その学生はどうやら"Planned Parenthood"という中絶擁護団体が大嫌いだったらしく、それを逆に利用して、自分の決めた期日までに自分の決めたところまで論文が進まなかったら、その団体に10ドル寄付する、という決まりを作ったらしい。
その学生にしてみたら、自分の大嫌いな団体に寄付するなんてもうそれはそれは悔しいことで、その作戦がかなり役に立ったらしい。
そこで「何か大嫌いな団体とかある?」って聞かれたんだけど、それがどうも思いつかない。
とりあえず自分で考えついたのが、日本人らしく"恥"とか"申し訳ない気持ち"を利用してみようという作戦。

これから毎週こうやってミーティングの時間を取ってください。
そのミーティングでは進んだ分を必ず先生に見せるようにします。
進み具合がほんのチョットだったり、全く進んでなくても、ミーティングの時間にはやってきて"できませんでした"って言います。

忙しい先生にミーティングの時間を取ってもらって、"出来ませんでした"というのは先生の時間を無駄にするようなもので、先生にすごい申し訳ないから、今までは前日までに、アポはキャンセルしてください、ってメールしてたんだけど、今回はそれを見越して先生には、万が一アポのキャンセルをあたしが言ったとしても"ダメ、キャンセルはナシ!"って言ってください、と頼んだ。
先生はこの作戦を快く引き受けてくれた。
「この作戦がダメな場合に備えて、次の作戦も(嫌いな団体)考えておいたほうがいいよ」とチクリの提言つきで(^_^;)
さて、この作戦、うまくいくかどうか?!
来週の報告をお楽しみに!
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posted by EL at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の泣き笑い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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