2006年02月04日

新米教員と肉体労働と

いやもう、とんでもない一週間でした。
大学教員になってこんな肉体労働をするハメになるとは夢にも思ってませんでした。

勤務先の大学のプログラムが所属している某専門協会のaccreditation(認定)更新が5年ごとにあって、それが今年に当たっていて、その更新申請の書類の提出期限だったんです。
申請書を書いたり必要な添付書類を揃えたりするのはプログラムのディレクターの先生や秘書さんや事務さんたちが1−2ヶ月前からやってたんですが、もう発送しなきゃ期限に間に合わないというギリギリのところにきて、まだ書類の点検して間違い発見してたり、不備な書類があったり・・・
ディレクターの先生(=ボス)に「手伝って」と直々に頼まれては逃げるわけにも行かず、授業の準備が・・・とか、論文が・・・とか、口から出そうなのを飲み込んで、授業が終わり次第何でもしますから手(グー)と返事して、本当に担当の授業が終わって取るものも取らずに駆けつけたら、そこからが悪夢の始まり。

大量の紙の束が廊下中に広がってるところに、何しましょ?と顔を出せば、"Go away! for your sanity."(正気でいたいんならアッチ行ってなさい)なんて言葉が他の先生から飛んできたりして、なにやらピリピリムード。
一体どうしたのかと思えば、今になって書類が3インチのバインダーに収まらないことが判明して、4インチのバインダーを街中探して買いに行くか超特急で取り寄せるかして、おまけにこれまで片面でコピーしたのを全部両面コピーにやり直さなきゃならないとか。
3インチのバインダー二つにすればいいぢゃん、と思ったら何と協会側が書類はバインダー一つに収めるべし!と言ってるらしい。
んなアホな、と思っても協会側と議論してる暇はないので、一人の先生が4インチのバインダーを買いに走って、あたしはコピー室へ。

コピー室では一日中コピーするのが仕事の人がもう十年以上もそこで働いているんですが、行ってみるとうちのプログラムからの大量のコピー依頼の山で圧倒されてパニックになってて自分で何やってるか何しなきゃいけないか全然わかってない様子ダッシュ(走り出すさま)
この人のコピーミスで無駄になった紙(=木)の数底知れず・・・
しかも「僕あと10分で(定時の終業時間なので)帰りますから」とか言ってるし(-_-)
業務用の巨大コピー機の操作方法を伝授してもらって、さっさとそのコピー職人(?)には帰ってもらって、コピー室をのっとったあたしはにわかコピー職人に大変身手(チョキ)
途中でディレクターの先生が覗きに来て申し訳なさそうに「Ph.D.取ろうかっていうのに、コピー職人するとは思わなかったでしょたらーっ(汗)」と。
いや、こういう単純作業って嫌いじゃないんですけど、毎日はしたくないです・・・あせあせ(飛び散る汗)

そこから夜の10時までひたすらコピーをし続けたり、書類を順番に揃えてバインダーに入れていく流れ作業に加わったり。コピー室と作業場とを行き来したり、狭い作業場で立ちっぱなしだったり。
みんなもう疲れてハイになっててちょっとしたことで大爆笑してるし。

最終的には4インチのバインダーが30個以上、4−5個ずつで中身がビミョーに違ってくるという何ともフクザツでややこしいモノを作るんですが、結局その夜には終わらず、次の日も朝から丸一日その作業でつぶれてしまいましたふらふら

とりあえず、第一弾の作業は終わったんですが、本気で死ぬかと思いました。
しかも年取ると疲れが次の日とかそのまた次の日になって出てくるしもうやだ〜(悲しい顔)
今週の授業で学生さんたちに約束したことのフォローとか、来週の授業の準備とか、論文とか、大事なメールの返事とか、な〜んもできとりゃしません。嗚呼たらーっ(汗)

それにしても、事務さんと秘書さんの作業中の文句の多さときたら・・・
ウチで子どもが待ってるとか、腰が悪いからこの体勢はよくないとか、もう何度も聞いたってば。
しかも、通りすがりに声をかけていく他の学部の人たち一人一人にイチイチ「あたしたちはこんなタイヘンなことをしてるのよおおおっ!」って二人がかりで声高々にアピールしてるし。

こりゃ作業がはかどらんわけだ、と納得しつつ、その傍らで黙々と作業を続けるあたしでした。
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この記事へのコメント
もはや、ご愁傷様という言葉以外、思い浮かびません(^^;;
Posted by ぼん at 2006年02月06日 18:10
What a big workload. Your boss is a kind of slave driver.

あまりうるさいようだったら口に太巻突っ込んで見ましょう(笑)。

Nighty-night!
Posted by bun at 2006年02月06日 18:46
こちら(米)の人って、本当に感情の露出度って高いですよね。文句言ったって始まらないのに…、グタグタ言ってる間に仕事してよー、と思いながら仕事することがあります。それを同じように言葉にしたら喧嘩になるので、黙っていますけど。
Posted by hanako at 2006年02月06日 18:50
>みんなもう疲れてハイになっててちょっとしたことで大爆笑してるし。

ああ、懐かしいです。私も学部の時に自分の卒論のデータ入力を夜中の2時過ぎまで学校で(その当時SPSSは学校にしかなかった)していた時、二人して本当に疲れてて、些細なことでも大爆笑でした。

私も先週はメールの波に飲み込まれてまれて、すべきことが出来なかったんです。博士論文執筆が遅れる理由ってこういうところにあるんですよねぇ・・・(しみじみ)。
Posted by トラ猫 at 2006年02月07日 05:13
こんにちは、じつはずーーーーっと拝見しています。はじめて見たブログがこちらでした。日本で同年齢同状態のような感じでやっています。だからいつも励まされています。がんばってくださいね。
Posted by ばり at 2006年02月08日 10:38
>ぼんさん
いつもの慰めを期待してたのに、ぼんさんにまで見放されてしまったぁ(T_T)

>bunさん
太巻きは勿体無いです!

>hanakoさん
日本みたいに「陰の努力」が評価されないんですよね、アメリカでは。

>トラ猫さん
そうそう、しみじみ・・・(とほほ)

>ばりさん
はじめまして!そんなずーーーーっと見てくださってたんですか!ありがとうございますm(__)m 初めて見たブログがコレって光栄なような申し訳ないような(;^_^A
同じような状態ってことなので、お互いがんばりましょうね。
Posted by EL at 2006年02月10日 02:40
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