Yahoo!ニュース (7/18)- 社会 - 読売新聞社
博士号取っても定職なし、文科省が「余剰博士」対策へ
本来、高度な専門知識を生かして社会のために活躍すべき博士が職にすら就けないという“博士余り”現象が、年々深刻になっている。そんな気はしてたけど、やっぱりかぁ。
この記事によると2003年度の博士課程修了者は約1万4500人。そのうち約1万400人が自然科学系。でもって、同年の博士の就職率は全体で54.4%、自然科学系は60.9%。
ということは、昨年の自然科学以外の博士号取得者は4000人ちょいで、そのうち就職できたのは半分以下ってこと・・・
これは我が身につまされる深刻な事態。
日本で博士号取っても就職できないんじゃ、コネでもないことにはアメリカで博士号取ったどこの馬の骨かもわからん女が就職するなんて無理やん(涙)
この記事にさらにこんなことが。
一方で、大学の教員や公的機関の研究者といった、多くの博士が就職を希望する職種の採用人数はそれほど増えていない。民間企業も「博士は社会経験が乏しく、視野も狭いので使いにくい」などの理由で博士の採用を避ける傾向がある。
確かに、そういう人はいる(キッパリ)
日本人でもアメリカ人でも。博士課程の在学中の人の中にも既に教授や助教授になってる人の中にも。
研究室に篭ってずっと研究ばっかりして、他人と人間関係が持てない人たち。この人は社会に出たらどうするんだろう?と他人事ながら心配になる人たち。こんな人には社会に出ないでもらいたい(オマエはそのハコから出てくるな!)と思うような人たち(-_-)
うちの博士課程なんて、そもそもそういう人たちはアドミッションの段階でふるいにかけられて入れないし、みんな現場で揉まれて仕事しながら学位取るから、どこから見てもフツーの人たちばかり。
それに、色んな方面から訓練(?)を受けるから、将来大学で教員になるにしても、現場で働くにしても、研究職につくにしても、どこでもすぐに使えます(笑)
しかし、この分だとあたしの将来は「余剰博士」まっしぐら・・・
【我思ふ処の最新記事】
実は仕事中。 (>o<)
内容から、なんとなくどのような分野の研究をされているかお察しします。私も似たような分野で飯食ってますから・・ (^o^)
私もたぶん将来的にはacademic positionを目指そうかと思っているので、就職活動のお話とか、とっても参考になります。
バリバリ働いて勉強も頑張っていらっしゃるようで、ちょっとうらやましいです。
私のブログも↑と同様のトピックで最近記事を書いたので、ちょっと見てやってください。
またお邪魔します。
おや、内容から専門がわかりましたか!?
言われてみれば、よく似た専門の方にはわかっちゃうかもしれませんね(^_^;)
"バリバリ"というよりは"ヨロヨロ"という感じでやってますが、よかったらまた遊びにいらしてください。
ELさんのような方はほんと、励みになります。
関係ないことを聞いて恐縮ですが、「続きを読む」という風に記事を途中まで表示して、リンクを張る技はどこで習得されたのですか?
自分でいろいろ探したのですが、わからずじまいで・・・
わかりました!
ありがとうございます。
フランスで博士論文書くってやっぱりフランス語で書いてらっしゃるんですよね?す、すごい・・・(←英語だけでもままならない人)
あたしのプログラムにはあたしより年上の学生が何人かいるので、幸い年齢はそんなに気になりませんでした。と言うか、そもそもアメリカ人には20代後半に見られるので・・・(;^_^A