花を買ひ来て 妻としたしむ
啄木は妻がいてよかったね・・・
秋に大きな学会がある。
そのプログラムが一週間ほど前に届いてたんだけど、テーブルの上に放り出してずっと見て見ぬふりしてた。
見たら落ち込むのわかってたから、見るのが怖かった。
でも、今日カクゴを決めて見てみた。
発表者を見てみると案の定あっちにもこっちにも知ってる名前が。
修士の頃の友達、先生、今の院(博士)の友達、後輩、先生・・・
みんな頑張ってる。
日本人らしき人の名前もあった。
ここ3年ほど学会には全く顔出してない。
博士論文で行き詰まったまま、それ以外は学会で発表できるような研究なんてしてないというのもあるけど、何よりも学会員のレベルがもう学生会員でなくなってしまったので、年会費とかこういう学会の参加費とかがベラボーに高くなってしまって(発表する人も学会の参加費は払わなければなりません)、ビンボー学生にはツライ。
以前は、学会で発表するんだったら参加費とか旅行費の補助が大学とか職場から出てたんだけど、どこも経費節減でスズメの涙ほどしか出なくなったし。
今はもう、とにかく博士論文。学位取るまではどこにも行かない。
それに、これまで発表したものや書いたものを専門誌に投稿して出版物の数を増やさなきゃ。
ちょっと手を加えれば投稿できそうな論文が手元に二つあるのに、実はそれも全然手をつけてない。
周りの人がどんどん先に進んでいく。
自分だけが取り残されていく。
早く日本に帰ってやりたいことはいっぱいあるのに、こんな所でいったい自分は何をやってるんだ!?
焦る。
気持ちは焦るのに、論文には手がつかない。正直言うと今は見たくもない。
【日々の泣き笑いの最新記事】