このリサーチのコースは実際にはコースワークではなくて、学生が個別に一人の先生と研究をして、最終的に学生がFirst Author(主著)となる論文を一つ仕上げて、それをどこかの専門誌に投稿したら合格。
その投稿論文が実際にアクセプトされて雑誌に掲載されなくても、"投稿"しただけでオッケーになります(笑)
あたしの場合は、RAとして統計分析なんかをしていたプロジェクトの一つをこのコースに使わせてもらえたのでラッキーでした。
コースと言っても授業に出たりするわけじゃないので、適当な時期に3単位をレジストレーションするんですが、あたしがレジストレーションしたのは博士課程の1年目が終わる夏学期。
その年の秋には学会でその研究のポスター発表なんかもしたんですが、実際に論文を書き上げて"投稿"できたのはその1年後、しかも例によってQualifying Examの直前でした
Qualifying Examの最初のペーパーの提出日の3週間くらい前にあるQuals Meetingまでに、そのリサーチコースを修了しましたってサインを指導教官からもらって提出しなきゃならないんですが、あたしが指導教官のD先生からサインをもらったのは本当にギリギリでした。
ところでその論文、あたしは結構イケるんでないかい?と思ったので、D先生とも相談して関連分野でトップのジャーナルに投稿したんです(←世間知らず)
そしたら、
見事
落ちました・・・
D先生もあたしも「レビューアーたちはわかってない!」って憤慨(負け惜しみとも言う)して、D先生が「いい論文だから指摘された箇所を修正してまた別のジャーナルに投稿すればいい」って言ってくれたので、その後も別のジャーナルに投稿したんです。
結果はことごとくダメ。
スリー・ストライクになってしまいました。
それなのに「絶対いい論文だから、合うジャーナルさえ見つければ出版されるはずだよ」と励まし続けてくれているD先生
この論文、実は就職活動の面接でリサーチ・プレゼンテーションに使ったんです。
ジョブトークでは普通は博士論文研究を発表するものなんですが、あたしはその時期まだデータすら集まってなかったので。
すると、プレゼン用のパワーポイントを作っていくうちに、どうしてジャーナルにアクセプトされないのかがわかってきたんです。
データも結果も変わらないんですが、こっちの見方で発表するほうが全然わかりやすい!というのが。
以来、この論文の構成をごっそり変えて敗者復活戦に臨みたい気持ちは満タンなんですが、とりあえずは博士論文が終わってから、と念仏のように唱えてもうかれこれ×年・・・
博士論文さえ終われば、
博士論文さえ終われば、、
博士論文さえ終われば、、、
はぅ
このカテゴリー、次回はいよいよQualifying Examです。
私も同じ呪文唱え続けてはや数年(苦笑)。。。今年こそは、と思っています。お互い雑用が多いようですが、地道にがんばりましょうねー!!
同じような境遇の方がいらっしゃって嬉しいです。ホントしみじみ・・・。がんばりましょうね、お互い。
博論の前にファーストの論文が10報!!!
うちは論文や研究以外にやることが山ほどあるんです。プロフィールにも書きましたがなんせ専門が“普通”じゃないもんで・・・